なぜLRTなのか?
2005年 10月 19日
このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - なぜLRTなのか?
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed
なぜLRTなのか?松本カーフリーデーサポートサイト

なぜLRTなのか。その歴史
ジュネーブのLRT
様々な意見があるようですが、一つはフランスに成功事例があることでしょう。フランスは、日本同様、強力な官僚体制と一極集中の社会体制、農業中心の国家体制がベースになっています。他の欧州諸国よりも日本に近く、やはり車中心の都市開発が行われてきました。しかし、1982年LOTIと呼ばれる国内交通の方向づけをする法律ができてから、「人の交通権」を保証し、公共交通の強化を進めるように方向転換してきました。

1950年頃からのモータリゼーションの波はフランスにも訪れ、国内に70路線、総延長3,400Kmにも及んだ路面電車は次第に廃止され、わずか3都市に残すにとどまった経緯なども日本と酷似しています。

1985年にナント市で近代的なデザインの路面電車が復活したのをきっかけに、都市のトラムブームが始まりました。その後、順調に復活を遂げた路面電車は、フランス国内で2000年現在12都市となり、そのうち9都市は新規導入した経緯があります。
フランスのトラム分布図
路面電車が受け入れられた経緯に、古い路面電車のイメージを払拭し、未来を感じさせるデザインを都市の景観の中に投入したことに一つの要因があります。

フランスのLRTは、各都市ごとにデザインが違ます。その都市ごとにデザインし、設計している試みは、地域で新しいプロジェクトを生み、産業を生み出すきっかけになり、地域の活力が戻ってきていることも効果の一つなのでしょう。

バスではなくトラム
トラムウェイを選択したフランスと、バスを選択している日本との大きな違いの一つに「環境意識」の違いがあります。ヨーロッパは深刻な酸性雨に悩まされており、隣国と陸続きという環境において、酸性雨の原因ともされる内燃機関を用いた公共交通機関を嫌った傾向があるようです。

コメントをどうぞ