知ってください。

インフラの整備が先? 自助努力が先?

松本市の道路混雑状況は、決して良いものではありません。白板・渚交差点?南松本に至るまで空いているときの方が珍しいのではないでしょうか。また、クルマ以外の交通手段を考えたとき、決して代替交通手段が豊富だとは言い切れません。クルマ移動が基本の交通施策をとってきた行政ですが、この先の行く末を考えれば、このままクルマ移動が基本となるまちづくりを進めていくか、別の移動手段を確保したまちづくりを進めていくかの分岐点にたっていると言っても過言ではないでしょう。

それでは、新たな交通手段のインフラ整備が先に行われるべきか、私たちの自助努力が先に行われるべきか、はたまた全く別の考えの基で行われるべきか。今後議論を重ねる必要がありそうです。

 カーフリーデーとは、中心市街地では車を使わない日を体験し、都市交通を考えるきっかけにしようというイベントです。ヨーロッパで毎年9月22日に「In town, without my car」という社会啓発・都市交通を考えるイベントとして10年以上経過しています。(写真は、2002年リヨンのカーフリーデーの様子)
まずはカーフリーデーの本来の目的を知ってください。言葉のイメージでは、本来の意味と少し違った感じに聞こえます。モビリティウィークとの使い分けも、わかりにくさを増長している要因になっている感じがします。また、松本市の場合「ノーマイカーデー」というキャンペーンと「自転車デー松本」というイベントが存在し、さらに混乱を招いている現状があります。


 名古屋市と横浜市、松本市は、2004年にオフィシャルサイトで「賛同都市」として掲載されています。松本市は2007年の市政100周年をきっかけとして「正式参加都市」を目指しています。2005年、松本市はモビリティーウィーク賛同都市として登録されました。2007年、松本市は日本で初の正式参加都市を目指しています。


■参考図書
路面電車が街をつくる〜21世紀フランスの都市づくり
路面電車が街をつくる21世紀フランスの都市づくり 望月 真一 (著)